クルーズ旅行を検討していると、必ず気になるのが
「結局、全部でいくらかかるのか?」 という点ではないでしょうか。
特に子連れの場合、
・クルーズ代金以外にどんな費用が発生するのか
・航空券や現地移動を含めると総額はいくらになるのか
が分かりにくく、不安に感じる人も多いと思います。
この記事では、私が MSCベリッシマ に
東京発・子連れ・4泊5日(沖縄〜基隆〜沖縄) で乗船した際に、
予約前から下船後までに実際にかかったトータル費用をまとめました。
あくまで2025年の実体験ベースですが、
これから乗船を検討している方が「予算感」を掴む材料になればと思います。
まず結論:子連れ4泊5日のトータル費用はいくらかかった?
結論から言うと、
**MSCベリッシマ 子連れ4泊5日のトータル費用は「約47万円」**でした。
(東京発/航空券込み/沖縄〜基隆〜沖縄)
内訳は以下のとおりです。(万円単位・四捨五入)
- クルーズ+航空券:33万円
- 船内利用:5.8万円
- パスポート・事前準備:3.8万円
- 交通費(自宅〜空港、沖縄での移動):2万円
- 観光アクティビティ:1.4万円
- 飲食・買い物:1.1万円
→ 合計:約47万円

クルーズ代金だけを見ると安く感じても、
実際には「事前準備」「移動」「寄港地での出費」などが積み重なり、
抑えても最終的な総額はこのくらいになる、というのが正直な感想です。
今回の旅行条件と前提(この金額になる理由)
この金額は、以下の条件での実績です。
- 出発地:東京
- 航空券:個別に予約
- 航路:沖縄 → 基隆 → 沖縄(4泊5日)
- 年:2025年
- 子連れ(未就学児あり)
- 客室:海側・バルコニーなし
- ドリンクパッケージなどの余計なオプションは付けていません
特に影響が大きいのは、
**「東京発で航空券」**の料金です。。
セールや・シーズンなど条件が変われば、
この金額より下げることも高くなることも十分にあります。
そのため、
この記事の金額は「絶対的な正解」ではなく、
ひとつの現実的な目安として見てください。
費用内訳① クルーズ+航空券(33万円)
今回の「クルーズ+航空券:33万円」は、いわゆるパッケージではなく、クルーズと航空券を個別に手配しています。
クルーズ自体は MSCベリッシマ、
航空券は別途 ANAのセール時期を狙って予約・購入しました。
費用の内訳としては、クルーズ代がおよそ25万円弱、航空券が8万円強といったバランスです。
端数まで厳密に合わせたわけではなく、「総額を見て納得できるか」を基準に判断しました。
航空券を個別手配にした理由はシンプルで、
・セールを使えば総額を抑えやすい
・発着時間や便を自分で選べる
・子連れでも移動計画を組みやすい
と感じたからです。
今回の客室は、海側で窓はあるものの、バルコニーなしのタイプでした。
「外に出られるバルコニーは必須ではない」「窓があれば十分」という判断で、費用とのバランスを優先しています。
結果的には、
・部屋の中が暗すぎることはない
・子どもの安全面で気を遣いすぎなくて済む
・浮いた分を船内や寄港地で使える
という点で、子連れにはちょうど良い選択だったと感じています。
また、この航路は夜間に移動し、寝ている間に次の場所へ進むスケジュールです。
そのため、子連れ旅行で負担になりがちな「長時間の移動」をほとんど意識せずに済みました。
一方で、夜間移動が中心ということもあり、
海を眺めながら航海する時間は少なめで、いわゆる“クルーズ感・航海感”はやや薄めです。
移動の楽さを重視する子連れには非常に相性が良い一方、
「日中ずっと海を眺めて過ごしたい」という人は、別の航路の方が満足度は高いかもしれません。
また、寄港地で毎回下船して観光だと、慌ただしいかも


費用内訳② 船内利用(5.8万円)
船内で実際に使った金額は、合計で約5.8万円でした。
この金額は、「思ったより多い」と感じる人もいれば、「意外と抑えられた」と感じる人もいるラインだと思います。
今回の前提として、ドリンクパッケージなどのオプションは一切付けていません。
いわゆる「最低限+必要な分だけ都度払い」という使い方です。相当安く範囲にはいるかなと個人的には思っています。
そのため、船内利用費は
・必ず発生するもの
・使った分だけ発生したもの
が混ざった結果の金額になります。
感覚的には、
何も考えずに使うともう少し増えた可能性はあるが、我慢した感覚はほぼない、というバランスでした。
特に子連れの場合、
・長時間アルコールを飲み続けることは少ない
・夜遅くまでの有料エンタメを詰め込みにくい
という事情もあり、オプションを付けなくても困らなかったのは正直なところです。
「船内で何にいくら使ったのか」「これは付けなくても大丈夫だったか」など、
船内利用の細かい内訳や考え方については、別記事で詳しくまとめています。
トータル費用を考えるうえでは、
クルーズ代金+数万円の船内利用費を必ず見込んでおく必要があります。
予算感としてはかなり現実に近くなると思います。



費用内訳③ パスポート・事前準備費用(3.8万円)
ここからは、実際にMSCベリッシマ船内で使った費用を、
明今回の旅行では、パスポートや事前準備にかかった費用が合計で約3.8万円ありました。
クルーズ代や船内利用に比べると目立ちませんが、初めての海外クルーズでは確実に発生しやすい費用です。
内訳として大きいのは、パスポート関連の費用です。
有効期限の確認や更新、子どもの新規取得などが重なると、思った以上に金額が積み上がります。
特に子連れの場合、家族全員分を一度に準備するケースが多いため、「まとめて出ていく出費」になりがちです。
また、事前準備として事前に用意しておいたもの(不足しそうなものの買い足し)
といった費用の細かいところは含まれていません。我が家では
このあたりは、
毎回のクルーズで必ず同じ金額がかかるわけではない
という点がポイントです。
すでにパスポートを持っていて有効期限にも余裕がある場合や、
過去に海外旅行の経験が多い家庭であれば、
この項目はかなり圧縮できる、もしくはほぼゼロに近づけることも可能だと思います。
一方で、
「初めての海外クルーズ」「子どもが初めてのパスポート取得」
というケースでは、事前準備費用として数万円を見込んでおくと安心です。
旅行が終わったあとに、パスポート取得費用が安くなるニュースがあって少し損した気分です。
費用内訳④ 交通費(2万円)
交通費としてかかった金額は、合計で約2万円です。
この中には、
自宅から空港までの往復移動と、空港から那覇港まで
**沖縄滞在中の移動(観光時のタクシー利用)**を含めています。
クルーズのオプションとして那覇空港〜那覇港の送迎がありましたが、割高と自由度が低いの利用しませんでした。
今回は、
・空港までの移動を含めて一度で完結させたい
・子連れで荷物が多く、移動の手間を減らしたい
という理由から、タクシーやUber適宜使いました。
最終日に下船後にレンタカーを借りたのでその費用も含まれています。
その結果、多少コストはかかっていますが、
移動で消耗しすぎず、スケジュールに余裕を持てたという点では、
納得感のある出費だったと思います。
交通費は、
・住んでいる場所
・空港までの距離
・レンタカーを使うかどうか
によって大きく変わる項目です。
そのため、この記事の金額は、
「東京発・子連れ・移動の楽さ優先」の一例として見てもらえるとちょうど良いと思います。
費用内訳⑤ 観光アクティビティ/飲食・買い物(3.5万円)
観光アクティビティや飲食、軽い買い物に使った金額は、合計で約3.5万円でした。
この項目は、クルーズ中というよりも、現地で下船したタイミングと前後の日程で発生した費用が中心です。
まず、現地観光中の食事代。
クルーズ中は基本的に食事が含まれているため、外食の機会は多くありませんが、
下船して観光した際の昼食や軽食代がこの項目に含まれています。
また、最終日に那覇へ戻ってきてからの出費もここにまとめています。
観光の合間の軽食や飲み物、ちょっとした買い物など、
一つひとつは小さくても積み重なるとそれなりの金額になります。
今回のクルーズでは、途中で下船して本格的に観光したのは基隆(台湾)のみでした。
そのため、寄港地での移動費や観光費はほとんどかかっていません。
結果として、
「寄港地観光を最小限にした分、この項目はかなり抑えられた」
というのが実感です。
もし毎回の寄港地で下船し、
・移動手段を使う
・観光地をいくつも回る
・外食をする
といった行動を増やせば、この項目の金額はもっと膨らむと思います。
トータル費用を考える際には、
「どこまで寄港地観光をするか」で、
この3.5万円が倍以上になる可能性もあるという前提で見ておくと、
予算を立てやすくなるはずです。



この金額で満足できた?子連れ目線の総合評価(結論)
結論から言うと、満足度は高く、トータル費用としてもかなり抑えられた方だと思っています。
東京発・航空券込み・海外寄港地あり・子連れ4泊5日という条件を考えると、
「気づいたら想定より大きくオーバーしていた」という感覚はなく、
コントロールできる範囲で収まったというのが正直な印象です。
ここはうまく節約できたと感じたポイント
今回の金額に収まった理由を振り返ると、いくつかはっきりした要因がありますまず大きかったのは、航空券をANAのセールで押さえ、安い便をきちんと選べたことです。
ここは運の要素もありますが、航空券をパッケージ任せにせず、
個別で見たことによる効果は大きかったと思います。
次に、外貨決済に Sony Bank WALLET を使ったこと。
円高寄りのタイミングであらかじめ外貨を購入できたのと、
海外利用時の手数料がかからないことで、
体感としては3,000〜4,000円程度は抑えられた印象があります。
金額は小さくても、積み重なると効いてくる部分です。
客室をバルコニーなしにした判断も、結果的には正解でした。
子どもの安全面を考えると気を遣う場面も増えますし、
そもそも子連れだとバルコニーでゆっくり過ごす時間は取りづらい。
さらに今回は冬の時期だったため、
「なくて困る」ことはほとんどありませんでした。
また、寄港地での観光をかなり控えめにしたことも大きいです。
今回は船内で過ごす時間を重視し、
宮古島などは過去に行ったこともあって下船を見送りました。
その分、移動費や食事代をかけずに済んでいます。
お酒についても、もともとあまり飲まないことが功を奏しました。
ドリンクパッケージを付けず、都度払いでも特に不満はなく、
結果として船内利用費も膨らみませんでした。
細かいところでは、レンタカー費用がたまたま安かったのも助かりました。
一時期のレンタカーバブルが落ち着いていた時期だったこともあり、
ここはタイミングに恵まれた部分です
同じ金額で国内旅行と比べてどうだったか
仮にこの金額をすべて国内旅行に使ったとしても、
もちろん快適な旅行はできると思います。
ただ、
・移動の回数が少ない
・食事場所を毎回考えなくていい
・天候の影響を受けにくい
・クルーズの非日常感
という点では、子連れにとっての「楽さ」はクルーズの方が圧倒的でした。
「節約しすぎて楽しめなかった」という感覚もなく、
抑えるところは抑えつつ、満足度は落とさなかったという意味で、
今回のトータル費用には納得しています。
かゆいところに手が届く 